産学官連携とは
産学官連携とは、高校や大学などの教育機関・研究機関と民間企業、国や地方公共団体が連携し、新技術の研究開発や事業を行ったりすることをいいます。
学生がより実践的な活動が出来、授業だけでは身に付かない技術などを教わる機会にもなることから、近年、産学連携や産学官連携の事業が増えてきています。そこで、私たちも地元の学生と連携を行い、宮崎県の企業としての誇りを発信できる事業を行いたいと考え、「備蓄缶プロジェクト宮崎」という企画を立案しました。
備蓄缶プロジェクト宮崎 って?
阪神淡路大震災、東日本大震災、そして熊本地震と日本では大規模災害が頻発しています。これに加え、少子高齢化と人口減少の進行に伴い、地域社会の弱体化が進み、災害リスクがより一層高まりつつあります。そこで私たちは、企業レベルで「自助」防災を行い、有事の際にはそれを「公助」へと発展させるネットワークの構築を行いたいと考えたことから、この「備蓄缶プロジェクト」の企画を考えました。
地元の学校、企業が共同開発した備蓄缶
宮崎県立海洋高等学校では毎年缶詰の商品開発が行われます。
この缶詰を備蓄用の缶詰(以下、備蓄缶)として活用すべく、一般社団法人 みやPEC推進機構、宮崎県漁業協同組合連合会監修のもと、宮崎県の魚を活用した缶詰を生産している株式会社 器が製造を担当し、開発が始まりました。開発された備蓄缶の食材には宮崎での漁獲量が高く、良質なタンパク源となる「シイラ」を使用。これを「オイル」に漬けることで、保存性・味ともに向上させ「備蓄缶・マヒマヒフレーク」が完成しました。
備蓄缶をお届けした後は、自社の備蓄品として保管して頂けます。(普通に食べて頂くことも可能です。)
県内外の災害が発生した際には、備蓄缶プロジェクトスタッフが受け取りに伺い、貴社からの支援物資として被災地へ輸送いたします。